昨日やっと英雄伝説空の軌跡SCをクリアしたので、久しぶりにこのコンテンツでも書いてみよう。


英雄伝説空の軌跡FC&SC
Falcom作品。


BGMの「銀の意志」の激燃え具合にやられて始めたこのゲーム、予想以上に面白かった。
シナリオ自体は王道なのだけれど、雰囲気にあった音楽との相乗効果で良い。
序盤は主人公のエステルに良い印象はなかったのだけれど、旅を経て彼女が成長していく様は胸に来るものが。


音楽は、前評判に違わず非常に良い。
燃え曲である「銀の意志」「Fateful confrontation」の辺りは勿論のこと、落ち着いた雰囲気の「琥珀の愛」「絆の在り処」など全ての曲が良すぎる。
強いて言うならゲーム自体には関係ないけれど、琥珀の愛のボーカルverは男性ボーカルが良かったなーとか。
所々に入るムービーも最近のゲームにありがちなポリゴンとはひと味違っていて一見の価値はある。


システム面は、少し重いところがあったけれど、
・戦闘がシンボルエンカウント方式
・レベル上げもはぐれメタル的モンスターが存在するので楽
なので、ストレスが溜まりにくいのが良い。
ただ、お使いイベントの移動は少し面倒。
そして最後に何より作り込みを感じたのはNPCとの会話。
DQなどは村の入り口にいるNPCは常に「ここは○○の村です」だけしか喋らないのに対し、このゲームは多くのNPCが時間とともに会話を変化させ、その状況に適した応答をしてくるのは凄い。
一体何通りのフラグがあるのだか…ただただ嘆息するばかり。


以上、プレイ時間は相当の長さになり歯ごたえのあるゲームだけれども、その価値は十二分にあると思う。
RPGでここまで燃えたのも久しぶり。
キャラにしても、レーヴェが燃えすぎる。
しかも、声優が緑川光ってのがあり得ない。
これはあれか、俺を燃え殺そう(誤字に非ず)としているのか。
いっそPSPではフルボイス希望ー(無理


おすすめ度 10/10

WEB本棚更新。


実に1ヶ月ぶりの更新。
…最近忙しい気がするー。
後、ハードディスクレコーダ買った影響か少しアニメ見るようになった気が。
取りあえず、けよりなコードギアスパンプキンシザーズは見る予定。

宮部みゆきブレイブ・ストーリー」読了。

宮部みゆきワールドの新たなる地平を拓く、愛と勇気の冒険ファンタジー
僕は運命を変えてみせる――。
両親の離婚を受け入れられない11歳の少年は、その現実を覆すため、怪物たちの棲む異世界へと旅立った!
波乱万丈の物語。

少年が異世界での旅を通して成長していき、1つの解答を得る様を描く物語。
雰囲気で言うならハリー・ポッターとかと同じ感じ。
ご都合主義というか、壮大な世界を描こうとした結果収まりきらなかったというか、走った感じがした。
纏めようと思えばもっとコンパクトに纏められたと思うし、そこまで広げるならもう少し増やした方が良かったと思う。
まぁ、その辺は大人の事情があったのかも知れないけど。
ストーリー自体はゲームの世界を旅しているみたいな感じがしてなかなか良かったけれど。


■お勧め度 7/10