レビュー&感想

昨日やっと英雄伝説Ⅵ空の軌跡SCをクリアしたので、久しぶりにこのコンテンツでも書いてみよう。 ■英雄伝説Ⅵ空の軌跡FC&SC 初Falcom作品。 BGMの「銀の意志」の激燃え具合にやられて始めたこのゲーム、予想以上に面白かった。 シナリオ自体は王道なのだけれ…

宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー」読了。 宮部みゆきワールドの新たなる地平を拓く、愛と勇気の冒険ファンタジー! 僕は運命を変えてみせる――。 両親の離婚を受け入れられない11歳の少年は、その現実を覆すため、怪物たちの棲む異世界へと旅立った! 波乱…

貴志祐介「ISOLA―十三番目の人格」読了。 賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。 その能力を活かして、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。 由香里は、千尋の…

■MOTHER2―ギーグの逆襲(新潮文庫) ぼくはネス。家の裏山に隕石が落ちるまでは、赤い野球帽をかぶるふつうの野球少年だった。 でもあの夜から、ぼくと仲間たちのとんでもない冒険が始まった。 超能力を使う金髪の美少女ポーラ。メカに強い秀才ジェフ。そして…

■「最後の記憶」 綾辻行人 若年性の痴呆症に冒され、自らの記憶を次第に失いつつある森吾の母・千鶴。 千鶴の中に残された、「最後の記憶」とは――? 美しく哀しい、本格ホラー小説。 大学の図書館にあった数少ない小説のうちの一つ。 いや、探せばもっとある…

取りあえず前にメモしておいた奴を小出ししとこう。 ■「SONG FOR TALES OF THE ABYSS」 MOTOO FUJIWARA 翌日99円セールがあるのを知らずに、150円で借りましたorz 基本的にカルマのアレンジ曲。 アビスはやってませんが、コレ聴いてるとちょっとやりたくなる…

伊坂幸太郎「死神の精度」読了。 ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に… 様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。 死神をしてユニークな存在にしてみせる世界観の設定は流石。 さっぱりとしたテイストで語られる短編集なので読み…

貴志祐介「青の炎」読了。 こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか。 光と風を浴びて、17歳の少年は、海沿いの道を駆け抜ける。 愛する妹と母のために――。 氷のように冷たい殺意を抱いて。 人間の尊厳とは何か。 愛とは、正義とは、家族の絆とは…。…

貴志祐介「黒い家」読了。 人はここまで悪になりきれるのか? 人間存在の深部を襲う戦慄の恐怖。 巨大なモラルの崩壊に直面する日本。 黒い家は来るべき破局の予兆なのか。 人間心理の恐ろしさを極限まで描いたノンストップ巨編。 第4回日本ホラー小説大賞受…

機本伸司「メシアの処方箋」読破。 これはシャングリ・ラを借りたときに、Janne Da Arcの「-救世主 メシア-」を聴いていたせいで、衝動借り。 ヒマラヤで発生した氷河湖決壊。 下流のダム湖に浮かび上がったのは古代の「方舟」だった。 その内部から発見され…

池上永一「シャングリ・ラ」読破。 地球温暖化の影響で東京は熱帯の都市へと変貌した。 都心の気温を5℃下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。 しかし地上は難民で溢れ、積層都市アトラスへと居住できる者はごく僅かだった。 地上の反政府…

■僕らはどこにも開かない (電撃文庫) ──鎖の音がする。がちゃがちゃがちゃがちゃ…… 鎖の音がする。高校受験やら恋愛だかで辛苦を味わっている奴らを縛る、鎖の音。 世界という濁流の中に流れる様々な情報で、張りぼてでしかない見てくれを形成し、それを正解…

■鋼の錬金術師 (9) (ガンガンコミックス) 友人に即発されてレビューと言うか、ある内容について考察@ネタバレ含むをしようかなぁと。 ―――――――――――― ある内容とはこの巻を読んだ人なら誰でも考えるであろうロス少尉は本当に死んだのか?ということ。 個人的…